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2010年6月 1日 (火)

「デートDV」あなたは大丈夫?

恋人からの暴力「デートDV」を受けたことがある高校生・大学生の女子は22・6%、男子は8・9%に上ることが15日、民間支援団体「アウェア」(東京)の調査で分かった。山口のり子代表は「暴力を愛情とはき違え、暴力への認識があいまいな若者の実態が浮き彫りになった」と指摘している。(産経新聞他各紙5月16日)

  調査結果をご覧になりたい方はhttp://aware.exblog.jp/12687620/

デートDVは (1)携帯電話のメールをチェックしたり、ほかの友人との付き合いを止めたりする行動制限(2)ばかにするなど言葉による暴力(3)物を投げ付けるなど身体的な暴力(4)性的な暴力-に大きく分けられる。

 「されたことがある」は男女合わせて、(1)52・6%(2)40・8%(3)35・1%。(1)~(3)は「したことがある」もほぼ同じ割合だったが、(4)は「無理強いした」が12・1%だったのに対し、「無理強いされた」が25・6%で、加害者と被害者の認識の差をうかがわせた。

「DVを受けているときは、これほど私を愛してくれる人はいないと思い込んでいた。愛しているから殴るし、縛り付けるんだと思っていた」というのが被害者の主な声。また、被害を受けていたのに周囲に相談しなかった人は半数いた。「軽く見ていた」「DVだと思わなかった」を理由が多かったが、中には「別れるのが怖かった」「いえなかった」「言葉での暴力および、心理的、感情的暴力なんて毎日で、常に心がビクビクしていた」とする人もおり、恐怖から相談できない実態も浮かんだ。

「自分に依存させたかった」

 東京都内に住む「デートDV」の加害男性(25)が重い口を開いた。

 2年前、アルバイト先で知り合った同じ年の彼女と一緒に暮らし始めた。楽しかったのは最初の数カ月だけだったかもしれない。意見が通らないと、手を上げた。彼女は無表情だった。「痛くない」。そう言って黙り込む彼女は、両親や姉との関係を築けずに悩んでいた。悩みを知ってはいたが、元気のない彼女を見ると「なんで黙るんだよ」と言ってしまう。「自分に依存させて、言うことを聞かせようとしてた

 ある日、彼女を殴り、鼓膜を破ってしまった。完治したが「もし治らなかったらどうした?」と聞かれ、言葉が出なかった。「このままじゃ殺してしまう」。

 「アウェア」の加害者プログラムに参加して1年。みんなと話すうち、暴力だけが問題解決の手段だと考えていた自分に気づいた。彼女とは別れた。連絡も取らないのは「僕から守りたいから」。また傷つけてしまうのが怖い。暴力を捨て去ることができるのか不安もある。でも「彼女が命懸けで教えてくれたことを、無駄にしたくない」。

記事全文

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100517/trd1005170700002-n1.htm

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