断然勝利!離婚調停

2008年1月20日 (日)

断然勝利!離婚調停            きょうから私は“サバイバ-”

きょうから私は“サバイバ-”

横浜家庭裁判所を出て、私は調停委員の言葉を思い出していました。「裁判所を出た瞬間から離婚成立して、あなたは旧姓に戻っているんですよ」

以前、横浜のフォーラムで参加した「離婚のための法律講座」でも教えてもらいましたが、離婚調停成立の日が離婚の日となるんですよ。

離婚の届出

調停離婚の場合は本来の離婚届は必要ないのですが、報告的に離婚届を提出する必要があるということで、この場合の報告的離婚届は相手の署名捺印や証人2人の記載は必要ないそうです。私が記入して届け出ることができるものです。

申立人がその届出をする義務があります。

ただし、調停条項に「相手方の申し出により、本日離婚する」と記載された場合は、相手方が届出義務者になります。

離婚届を出す期間:調停成立の日から10日以内となります。

必要書類離婚届出書(報告的なもの・相手の署名捺印はや証人2人の記載は不要)

調停証書謄本:調停(成立)謄本(戸籍記載事項以外を省略したもの(省略謄本)を添付する。(裁判所より送付されます)

夫婦の本籍地以外の市町村で届出をする場合は、夫婦の戸籍謄本が必要になります。(私はこの際、本籍を横浜に移すことに決めていました。このとき必要になるだろう戸籍謄本は実家に戻ったときに市役所へ行き、あらかじめ用意していました。)

離婚後の氏

婚姻により氏を改めたものは、離婚によって旧姓(婚姻前の氏)に戻ります

引き続き婚姻中の氏を称したい場合には、離婚の日から3ヶ月以内に、離婚の際に称していた氏を称する旨の届出(戸籍法77条の2の届出)をすることによって、婚姻中の氏を称することができます。この届出は、離婚の届出と同時にすることもできます。

この手続きにより、婚姻中の氏を称したものが、将来、旧姓に戻ることを希望する場合には、住所地の家庭裁判所に「氏の変更許可」の申し立てをしてその許可を受けなければなりません。よって氏の選択は、将来のことをよく考えて慎重に決めてください。

離婚後の戸籍

婚姻により氏を改めた者が、離婚によって旧姓に戻った場合は、婚姻前の戸籍(実家の戸籍など)に復籍するのが原則です。ただし、婚姻前の戸籍がすでに除籍になっているときは新戸籍が編製されます。

また、離婚によって婚姻前の氏に復した者が別の新たな本籍地に新戸籍をつくりたいという場合は、その者が離婚届の届出義務者であれば、離婚届にその旨を記載すれば、希望する本籍地に新戸籍を編製することができます

婚氏続称の届出をした場合には、必ず新戸籍が編製されます。

子の氏と戸籍

父母が離婚して親権者が別戸籍に移っても、子どもの戸籍は父母の婚姻中の戸籍にとどまります子どもの氏も変わりません。このことは親権者が婚姻中の氏を続称する場合でも同様です。

別戸籍に移った親権者の戸籍に子どもを入籍させたいという場合には、家庭裁判所に「子の氏の変更許可の申し立て」をし、その許可を得て、市町村役場に入籍届けを出す必要があります。

いろいろな手続きがまっている。しかし、これで晴れて母子家庭となれるわけだから文句は言えない。年金のことや保険のことも済ませなければならない。私は75日に会社を休んで区役所へ行った。ただ、今まで調停にすべての照準をあわせ、自分自身を奮い立たせていたので、この手続きをするときは虚脱感でいっぱいで、辛い。とても憂鬱だ。サバイバーとして乗り越えなくてはならないものがまた現れた。

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2007年11月29日 (木)

第三回離婚調停 6月28日 午後3時から    調停成立:家庭裁判所を出た瞬間、私は解放された!

三回目は合意できるだろうということで午後からの調停となりました。

モト君の方から解決金と養育費の支払い計画書が提出され、その一部を現金でこの場で受け取ることになっていることなどを調停委員の方から聞きました。少しでも不服があれば合意しないことにもできるのですが、早く自分の生活や生き方を確立させるために少々の不満はあっても交渉した甲斐があったと、私が満足できればいいと思いました。調停委員の方々の努力によって引き出された解決案は当初私が予想したものに比べると、格段にいい条件になっていると判断できました。ここでモト君の譲歩した努力をスッキリとみとめてあげて、これからの養育費・解決金がモト君から気持ちよく支払われることの有利さを選びました。

そして、双方に合意の意思が確認されたので、一堂に会して確認することになりました。

改めて調停室にはいると、二人の調停委員の真ん中に家事審判官が座っていて、彼らと対面する形で私とモト君が一つ席をおいて並んで着席しました。そこで成立の調停調書にする内容を確認しました。(その内容は「調停条項」としてまとめられ、後日書面となって自宅に送付されました)

調停条項

1.申立人と相手方は、本日調停離婚する。

2.当事者間の長男**の親権者を父である相手方と定め、同人において監護養育する。

3.当事者間の二男**の親権者を母である申立人と定め、同人において監護養育する。

4.相手方は、申立人に対し、前項記載の二男**の養育費として、月額**万円を平成187月から同人が成年に達する日の属する月まで、毎月末日限り、***銀行**支店の申立人名義の普通預金口座(NO.*******)に振り込む方法により支払う。

5.相手方は、申立人に対し、本件解決金として、金***万円の支払い義務があることを認める。

6.前項の金員のうち金**万円を、相手方は本調停の席上で支払い、申立人はこれを受領した。

7.相手方は、申立人に対し、第5項の金員から前項の金員を控除した残金***万円につき、次のとおり分割して、***銀行**支店の申立人名義の普通預金口座(NO.*******)に振り込む方法により支払う。

1)平成18年○月から平成○○年○月まで、毎月末日限り、金*万円ずつ

2)平成○○年○月から平成○○年○月まで、毎月末日限り、金*万円ずつ 

8.相手方が前項の分割金の支払いを怠り、その額が金20万円に達したときは、当然に期限の利益を失い、相手方は、申立人に対し、前項の金員から既払金を控除した残額を直ちに支払う。

9.当事者双方は、本件離婚に関し、本調停条項によりすべて解決したものとし、本調停条項に定めるほか、何らの債権債務のないことを相互に確認する。

           横浜家庭裁判所 裁判所書記官  ○○○○子

以上の内容で私の調停は成立しました。「モト君がawareの加害者プログラムを受ける」ことを調停条項に組み込むことはできませんでしたが、私の方に勝利の女神が微笑んだことは確かでした。その後、送られてきた調停調書を役所に持っていって区役所で離婚の手続きをするのですが、調停が成立して終わり、横浜家庭裁判所の建物から出た瞬間に、私はモト君の支配から解放され、親から貰った名前に戻っているのでした。

自分の力を振り絞って戦いぬいた勝利でした。それでも、初めは勝利することよりも、「それに対峙して私が行動を起こすこと・私が困難に立ち向かう姿を子どもたちに見せること」が「理不尽な暴力に負けないと決めた私の生き方」を子どもたちに理解してもらういいチャンスになると思い、そのことが私にとって大切でした。

それに、調停が成立したことで、離婚することが私達の結婚に必要なことだったと客観的な第三者を介して認められたということになり、子どもたちには「自分達のせいでこうなった」とか余計な心配をさせずに済んだと思います。

そしてこの6月28日が私にとって 幻の25周年の結婚記念日であり、画期的な離婚記念日となりました。

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2007年11月 8日 (木)

第二回離婚調停 平成18年6月9日金曜日、午前10時00分から               「あなたが離婚したかったのは、新しい人生を始めたいからではなかったのですか?」 

私は財産分与に関する要望書をまとめ、調停に望みました。

前回の調停ではDVの有責者は夫であることがはっきりしました。ここで一気に離婚の話を進めてとにかく別れたいという気持ちと、婚姻費をもらいながら別居を続ける魅力も感じていました。

ちょうど今の時期に離婚すると年金分割の対象にはならないので、そのことの不利を感じていました。なので、私は年金で不利な状況で(もっとも分割されても、制度上は厚生年金分のみ対象なので女性に不利なのは変わりません)離婚するのは避けたいと「離婚の時期を来年の4月にしたい」と要望を変更しました。それだけ、今までパートでしか働いていないで、このまま独りで生活を支えるのはあまりにも女性に不利益だと主張しました。離婚後の生活の保障の一つに「年金分割は相当する」と私は調停委員に訴えました。

すると調停委員は、「あなたが離婚したかったのは、新しい人生を始めたいからではなかったのですか? 離婚後の生活の保障はもちろん大切です。でもそのために、新しい生活のスタートを遅らせるのはどうなのでしょう?! スタートは早ければ早い方が、あなたの新しい生活が起動に乗ります。年金分割のことは制度上の問題でどうすることもできませんが、それなりの保障を彼から引き出してみましょう。年金分割をしない離婚を選択したあなたの立場を説明して、その保障をするのが彼の責任だと話をしましょう」と私に言いました。

私は「はっ」としました。まるで父親に諭されているような気がしました。まだまだ不完全な年金分割制度のために、例え数ヶ月でも、だらだら今の生活を維持をして、別居とはいえ婚姻関係を続けるのは、残された自分の人生を考えると時間の無駄かもしれないと私は考え始めました。婚姻費を貰うために私はまたモト君の支配下に置かれることになる。それよりきっぱり調停で勝利して離婚を成立させて、一日でも早く自分の人生の建て直しを図ることの方が大切かもしれない。私が元気で感性が伸びやかな時期はもう長くは続かない。あとこれからの10年を私がどう生きるか、それが私の人生すべてを決めることになるだろう。

もう私の側にモト君はいて欲しくない人でした。すっかり解放されることが何より私の、そして次男の癒しになると思いました。私は調停委員の提案を受け入れ、できるだけの保障の引き出しをお願いしました。また、慰謝料という言葉で彼を制裁したい気持ちはいっぱいあったのですが、「解決金という名目で彼から給付を得ましょう」という調停委員の言葉に従いました。

そして、「夫には、子どもたちのためにも暴力的な考えを改めて、自分の責任を自覚してもらうために『DV行動変革プログラムアウェア主催:代表 山口のり子)』のDV加害者のための再教育プログラムを受けることを要求します」とアウェアのパンフレットを調停委員に渡しました。

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2007年10月 4日 (木)

夫婦の共有財産、具体的にリストアップしよう!

調停委員から出された宿題をするために、ます、私の財産と認められるものは何か調べてみました。

・預貯金:モト君は私に毎月決まった金額しか渡さなかったので、モト君が自分でどれだけ貯金しているかは把握できていません。私のは生活に必要なお金を預けるための口座ぐらいです。もっとも少し秘密に蓄えていた分は、別居に際して必要経費に消えていきました。

なお、結婚後に作った財産は夫婦の共有財産ですが、結婚前に持っていた預金・結婚後それぞれの親から受け取った預金については、夫婦それぞれ固有の財産とみなされ、離婚の場合に財産分与から外して考えるそうです。

・株券など:夫はいくつか株を所有していました。私の名義のものはありません。

銘柄等、評価額がいくらぐらいなのか、証券会社や新聞などで目安をちゃんと調べおくこと。

・住宅:私の場合は中古マンションをローン返済中でした。それを売却するとしていくらぐらいの利益がでるか、正確な数字が必要です。私はマンションを購入したときの不動産屋にいきました。事情を説明して、夫には内緒にして調べに来たこと、離婚調停中であることをわかってもらい、具体的にどのような評価額になるか教えてもらいました。モト君も自分で評価額を調べていましたが、お互いにそれをすることが大事だと思います。

・保険:生命保険は夫婦で一つ加入しているものと、モト君のがん保険、損害保険で家族特約で私も加入しているもの、子ども保険などありました。夫婦で加入している特約つきの終身保険は、わたしの場合は「離婚したらそれぞれ一つの契約に分割できる特殊な夫婦保険」に加入していました。だから、分割してそれぞれが継続していくことになり、解約することなしに加入し続けられました。これはよかったと思います。たいてい、夫婦の場合、夫の終身保険に家族特約で妻が加入すると、保険料は安く抑えられます。しかし特約なので、夫が死亡した場合は保険そのものが終了となり、妻は無保険状態になります。また、家族でなくなる=離婚して妻でなくなると、家族特約の対象外になるので、これも妻は無保険状態になります。こう考えると、妻が保険に加入するときは特約でなく、妻自身が主たる被保険者になる契約に入っておくほうが、離婚のときに保険に加入しなおしたりすることもなく影響を受けないのでいいと思います。妻の命の保障は「夫のおまけ」ではないと私は思うからです。

こども保険(次男の分)についてはモト君が契約者なので、そのまま続けてもらい、学資が必要なときにはその分で負担してもらうことを条件に考えました。ただし、この保険を継続して加入し続けるのかどうかは、あくまで契約者本人の意思に掛かってきます。

そのほか、今まで指定していた死亡保険金の受取人を考慮する必要がありました。

例えば私の死亡保険金は2分の1を夫が、2分の1を息子たちが2人で分けて受け取るように指定していました。離婚後も、モト君に2分の1の死亡保険金がいくのは納得できないし渡したくありません。それに離婚すればモト君は他人なのですから、指定する対象からは外しました。私の死亡保険金受取人は息子たち二人の名前にしました。(結局、長男は父方、次男は母方の方が親権者になったのですが、一緒に暮らしていなくても子どもは子どもなので受取人に指定できるそうです)

・自家用車:車種やローンの有無、売却した場合の評価額などが必要です。

うちの場合はもう何年か前に車は処分していました。

・会員権:ゴルフの会員権、リゾートクラブの会員権、また高額商品を購入している場合、購入した時期、購入額、名義などを調べておく。

わたしの場合、モト君がゴルフの会員になっていたけれど、毎年の年会費を2万円納める程度のもので、 ?百万円の価値のないものでした。

・共有財算から除外されるもの:夫婦それぞれが結婚まえからもっていた預金・株券など。夫婦それぞれが親から相続した土地・預貯金・現金などは除外される。生前贈与の場合はそれを証明できるものが必要。

また、いかに高額のものであっても、日常的に私物として個人的に使用しているものは共有財産とはみなされない。例えば、パソコン、ゴルフクラブ、腕時計、バックなど。

(そうだったら、モト君に事後承諾でヴィトンのバックを買っておけばよかった!と後悔しています)

これらの共有財産についてはその2分の1の所有権を主張しました。

また、離婚が成立するまでの生活の保障として、婚姻費(婚費)を請求できるので、その金額をいくらにするか考えました。婚姻日は夫の収入などを基本にした換算表というものがあります。それに当てはまる範囲で取り決めをしようと思いました。

それに、慰謝料の請求は忘れてはなりません。

いきなり生活費を稼がねばならない妻には経済的に不利なことも多いので、離婚後の生活をいくらか支える目的で扶養的財産分与という考え方があります。月々いくらか養育費に上乗せして金額を要求できます。財産分与ではあまり金額が期待できないとき、今後の生活を保障する責任があると夫に請求して、受け取る金額の増額をはかりましょう。

(財産分与では「お前にはやらない!」という夫でも、「そのくらいの責任はあるかなぁ」といいとこみせようと、こちらの扶養的財産分与という名目だったら夫のほうが払いやすい、そういう方が多いですよ、と調停委員の方は2回目の調停で言っていました)

その他、年金のこと(年金分割)や、夫の退職金のことなど、いろいろお金について考えることはいっぱいあります。一つずつ自分の考え方はどうなのか、どうしたいのか、取り組んでいくことです。

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2007年9月17日 (月)

予行演習は「法律相談」で、そして第1回調停日

資料の準備を整えながら、私は調停の予行演習になるものはないかと、そういう場をさがしていました。調停委員に自分の思いのありったけを、上手く話せるだろうか? 一度誤った印象を与えるとそれを改めてもらうには相当の努力が必要になってくるし、形勢不利のまま調停が終わってしまう危険性もある。最初から終始リードを保ちながら好条件を引き出していくことが調停での勝利につながると感じた私は、その練習をするところはないかと思いました。

横浜市の男女共同参画課(女性フォーラム)の『離婚のための法律講座』を受講したときの資料に、横浜弁護士会の「法律相談」のチラシがあり、よく読むと意外と場所が近かったので予約をしました。これは有料ですが、45分で7000円ぐらいだったと思います。

横浜駅からほど近いところにあり、予約の20分ぐらい前に受付をして順番を待ちました。離婚を決意した理由や、今までのDVでどんなことがあったか、子どもたちへの影響、私が希望する離婚の条件などをメモを見ながら簡潔に話さなければなりません。相手は本物の弁護士です。そう思うと緊張してきます。でも、これは予行演習、調停委員に本番でしっかり訴えることを学ぶための練習だからと、自分の気分を落ち着かせました。

弁護士さんは女性の方で30代くらいに見えました。私の話に否定的な見方で、「養育費と言ってもあまりもらえませんよ」「調停委員の中には考え方の古い人もいるので、DVについて理解されない可能性があります」「慰謝料は100万円がいいところではないですか?」と、彼女は私がかなり落ち込む意見を、あっさりと軽く言いました。まるで「私が勝手に離婚したいと言っている」というように受け取られたみたいです。あくまでも有責者はモト君の方なのに、「そんな人と結婚してしまったあなたにも責任があるのよ」と言われている。そんな印象を私は持ちました。この結果にはショックだったのですが、「いくら私の思いがあっても伝わらないこともある」と冷静になれました。調停での限られた時間の中で「それは夫の方に責任がある」と判断してもらえるか、そこにポイントを置いて話をしようと作戦を練りなおしました。

また、街の行政書士の方が開催されている相談会にも行って、私の離婚条件はどんなもんだろうか、調停ですんなり通るだろうか?と質問してみました。男性の行政書士さんはちょっと畑違いのようでしたが、親切に対応してくださり、「調停証書になったら、それが滞ったときに強制執行できる場合がありますよ」とおしえてくれました。

これらの実戦(?)をつんで本番に備えました。

そして、5月17日(水)午前10時00分、横浜家庭裁判所 別館3階 申立人待合室 で私の名前が呼ばれるまで待っていました。待合室では、泣いている女性が弁護士と思われる人にうなだれながら何か話をしていたり、家族かなという雰囲気の女性同士が二人並んで座っていたり、一人うつむいて座っている男性もいました。私は一人でしたが、くぐり抜けないといけない道、暴力をふるっていたのはモト君なので、私は悪くない、ただそれを伝えることだけを考えながら待っていました。

呼ばれて通された調停室には、久しぶりに会うモト君がいました。そして男女の調停委員と家事審判員の男性がいて、モト君とは一つ席を空けて隣同士に、机を挟んで調停委員、家事審判員と向かい合う形で席につきました。私は「調停の間はモト君とは会わずに済むのかな」と思っていたのでかなりびっくり。モト君は平然としていました。男性の家事審判員の方が調停の仕組みや、調停の目的(離婚調停)、申立人と相手方の確認などについて説明され、「誤解の無いように同室でお二人に話を聞いてもらいました」と説明されました。その後、家事審判員の方は席を外され、男女の調停委員の方が残りました。調停委員は、今日のこれからの予定(私とモト君が交互に調停委員に話をすること)や、次回の調停日について話されました。すると、モト君が「今日は顔合わせだけだと思っていたので早く会社に行かないといけない事情がある。もうこれで今日は終わりにしたい」とごねだしました。いかにも「こんな調停に付き合うより、俺にはもっと大事な仕事があるんだ!」と言いたげです。それを調停委員はなだめ、「今日は話を聞くことになっているので」とモト君に言いました。

モト君は相手方の控え室にうつり、私は残って申し立てた理由など調停委員に説明しました。結婚する前から暴力てきなところはあったけれども、結婚すればいい夫になると思い、私は妻として努力してきた。けれども、子どもへ火傷を負わせるなど虐待行為があったことや、長男が不登校になったとき、家族なのに一緒に病院に行かず長男に関わろうとしなかったり、次男のことで「このように呼び出し状がきたのに、夫は関係ないといって無視をし、父親としての責任を果たそうとしませんでした」と、児童相談所からきた呼び出し状を証拠として持ってきていたので、机の上に置きました。調停委員はその中身を読みました。私の言っていることがうそではないと、信憑性が高まったように思います。そして私は、「最近では夫からの精神的暴力で欝的な症状もでていて、病院にも通っています、診断書ももらっています。このような夫と信頼して結婚生活を続けていくことはもうできないし、子どもにも良くない影響があると思います」と調停委員に説明しました。そして、詳しいことは書面を用意してきたので読んでくださいと、今までの経緯をまとめた文章を渡しました。

調停委員は「あなたは夫から受けている精神的暴力に対して、それを理由に離婚をしたいということなのですね」と私の気持ちを理解してくれました。このとき、今まで殴られたこともあったので、身体的な暴力についてももっと言いたかったのですが、そうすると今離婚したいと踏みきった理由がぼやける感じがしまた。それで身体的暴力について、争点に付け加えませんでした。たしかにここ5~6年は、夫は殴ることだけは我慢していたからです。そういうことがなくても、今受けている夫からの精神的暴力は耐え難いものだと調停委員は理解してくれたように思いました。調停を始めるときに見せた夫のふてぶてしい態度が、暴力的な人によくある雰囲気をかもし出したことも少なからず影響したのかなと私はそう感じています。

とにかく、DVに対する認識が調停委員に正しくされたという感じがして、私は希望がもてました。私は退室を促され、次にモト君が交代でこの部屋に入ってくることになりました。女性の調停委員の方が、モト君と出会わないように私を申立人の待合室まで案内してくれ、「ここで待っていてくださいね」と声をかけくれました。

私は「精神的暴力」も認めてもらえ、調停委員はDVについてかなり理解が深いと感心し、とてもいい調停委員に出会え、ほっとしました。でも、つぎにモト君はどのように反論するのか、ちょっと心配になりました。しかし、勝利の女神は私の方に向いていると信じ、じっと待っていました。

しばらくしてさっきの女性の調停委員が呼びにきてくれ、再び調停室に入りました。

男性の調停委員が、「あなたが言っていたことを相手方に確かめました」と言いました。自分が火傷をさせたことや子どもの病院や呼び出しに行かなかったりしたことを彼は全部認めました。でも、躾と思ってやったことで、苦しめようとしたのではない。そんなことで家族が苦しんでいるとは思っていなかったと彼は言いました。それで私は「暴力はどんなことでもどんなものでも許されません。暴力はふるった方に責任があります。これは横浜の裁判所の考え方です。あなたに暴力をふるわれて、どんなにかあなたの家族が傷ついていたか考えてください」と彼に言ったんです。すると彼は「暴力をふるったと思っていない。でも家族が傷ついているとは気がつかなかった。気づかなかったことについては済まなかった、申し訳なかった」と言っていましたよ。彼が「どれだけ私の言ったことがわかったのか」はわかりませんが、離婚に応じることであなたに謝罪したいことのようです。

調停員はそのように私に言いました。私は自分の耳を疑いたくなりました。アウェアの「デートDV」の講座で聞いた、山口先生が言っていたのと同じことば、「暴力はどんなことでもどんなものでも許されません。暴力はふるった方に責任があります」を目の前の調停委員が言ってくれたのです。DVのことを本当に理解している調停委員に出会え、その調停委員が神様のように見えました。苦しかったけど、最善の準備をしてきた甲斐がありました。

次回の調停では具体的な条件について話し合うことになり、日時を決めました。相手方控え室で待っているモト君のほうにも日時を確認して、モト君には早めに家庭裁判所を出てもらったようです。わたしは、「次回のときに預貯金や資産など、それらを確認しておいてください」と言われ、それから私は調停室をでました。

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2007年9月 2日 (日)

調停の準備はしっかりと!

横浜家庭裁判所はこんなところ!

調停の申し立ては、申し立て人(私)が実際に家庭裁判所に出向いて行なわなければなりません。そのために平日に訪れなければならないので、予めパート仕事の休みを取って、「この日に申し立てる!」と決めて準備をしました。申立書を記載して書類の準備ができたら、その他に必要なのは収入印紙1200円と、郵便切手800円分(80円切手×9枚・10円切手×8枚)、夫婦の戸籍謄本1通でした。

 4月5日、家庭裁判所の門から建物の中に入り、丁度入り口左側に案内の人がいるので、知ったかぶりをせず、「調停の申立にきました」というと、受付の場所を教えてくれました。少し奥まったところにある小さな部屋で、銀行のような受付カードを発券する機械が置いてあり、申し立ての受付を選んで受付番号の印字された紙を受け取ります。部屋の中は小さな病院の待合室のような雰囲気で、長椅子がいくつかあるので座って待ちます。家事相談で来た人も同じ部屋で受付カードをもらって順番を待つことになります。自分の番号が呼び出されたら、奥の部屋に案内されました。用意した書類を出して、簡単に内容を私は説明しました。私がすでに別居をしていることを担当者は確かめて、最初の調停の呼び出し状が書面で裁判所から申立人・相手方それぞれに送られることを説明。調停日について何曜日が都合よいのか、私の都合を聞いてくれました。受け付けが済むと、家事調停事件受付カードを発行してくれ、そこには事件番号:平成18年(家イ)第1277号 と番号がありました。数日後、申し立てを起こしたことの確認書と、調停の期日通知書が送られてきました。第1回目の調停日は5月17日(水) 午前10時00分、となっていました。別館の3階、申立人待合室に来るよう書かれていました。

 第1回目の調停まで、十分に資料を用意する時間がありました。今までの結婚生活の経緯を、結婚前の暴力のことから書き綴りました。また、うつ適症状で通院していた精神神経科の先生からは、私の診断書を発行してもらいました。以前、児童相談所から届いた通知を「もう二度とこういうことがないように」と、相談が終了したあとも持ち続けていたのですが、「実際に呼び出しがあったとの証拠になる」と思い、それを提出しようと思いました。それらをパート仕事の合間にやったわけですが、別居をしていたので自分のために使える時間が増えたのでなんとかやれました。アットホームな会社だったので、仕事がいい気分転換になりました。

 調停が決着するまでの間は、私は別居しているものの、まだ妻であることには変わりありません。夫は妻や子を扶養する義務があるので、私と次男の生活のために婚姻費という費用が請求できるのです。幸い、モト君は弁護士の友人に「自分の収入なら婚姻費用はいくらか?」と聞き、それをしっかり支払ってくれました。アパートの家賃が掛かるので生活は少々きついですが、それでも別居していて尚且つ生活費がモト君から振り込まれるなんてラッキーでした。モト君は調停を自分にとって有利に進めるため、「ちゃんと社会的にしっかりした責任能力のある人物」と調停員に思ってもらうためにしていたことですが、おかげで私は別居しながらも、しっかり調停に取り組むことができました。

<では、次回は第1回調停日のことをお話します>

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2007年8月10日 (金)

DVがある場合の調停:DVの事実を必ず伝えて自分を守ろう!

申立書付票(夫婦関係調整等)の書き方;

私の持っている池内さんの本(2005年出版)には、この申立書付票の書き方が載っていませんでした。ただ、現在出版されているもの(平成19年4月から離婚時の厚生年金の分割に対応)については参照していないので、お断りしておきますが、横浜家庭裁判所のFAXサービスでは送信されてきました。

申し立て付票

これは、申立書を補うものですから申立書と一緒に提出してください。

※これまでに家庭裁判所の調停や裁判を受けたことがありますか。

  1.ある。 ア;今も続いている。    昭和・平成  年  月ころ  

        イ;すでに終わっている。  申立人の氏名

○2.ない。                

※この申立てをすることを相手方に伝えましたか。(調停を円滑に進めるため家庭裁判所が相手方に連絡する前に、可能ならば申立てたことをあなたから相手方に伝えておくことをお勧めします)

  1.伝えた、そのとき相手方は 

    ア;家庭裁判所で話し合うことに賛成した。

    イ;反対した。

    ウ;感情的になり暴力を振るいかねなかった。 

    エ;裁判所へくるかどうかはっきりしなかった。

    オ;その他(            )

○2.伝えていない。その理由は

    ア;話し合いに全く応じないから。

    イ;話し合う機会を持つことができなかったから。

  

  ○ウ;暴力を振るいそうで怖かったから。

    エ;申し立てをしてから伝えようと思ったから。

    オ;その他(            )

※相手方は、あなたが今住んでいるところを知っていますか。

  1.知っている。

 ○2.知らない。

※調停の話し合いはうまく進められると思いますか。

 1.進められると思う。 

    ア;合意ができているから。(合意できている内容:     )

    イ;合意はできていないが相手方も話合いに応じると思うから。

 ○2.進められないと思う。

   

   ○ア;意見があまりにも食い違っているから。

   

   ○イ;人柄に問題があるから。

  

   ○ウ;感情的で意地になっているから。

    エ;もともと無責任な人で、態度がはっきりしなかったから。

    オ;家庭裁判所へ来ないと思うから。

  

   ○カ;その他(自分のやった行動を暴力と認識していない。)

  3.わからない。

※調停ではどんなことで対立すると思われますか。

 1.同居のこと   ○2.別居のこと   

3.異性関係   4.戸籍関係

 5.子供のこと   6.養育費のこと  

○7.財産分与、慰謝料のこと

 8.家財道具のこと   9.その他(            )

※申立人について  

収入:月収(手取り)   ○  万円くらい

   負債:         なし     万円くらい

資産:  1.土地(   なし   ) 2.建物(  なし   )

         3.預貯金(  20万円     )  4.その他(     )

   最終学歴:  大学・専門学校・○高校・中学 卒

   同居者氏名(続柄) ( ○○○○  )(続柄 次男   )

※相手方

収入:月収(手取り)  ○○ 万円くらい

   負債:  住宅ローン返済中   万円くらい

資産:  1.土地(  有り  ) 2.建物(  有り 

         3.預貯金(  不明  )  4.その他( 株券  

   最終学歴:  ○大学・専門学校・高校・中学 卒

   同居者氏名(続柄) ( ○○○○  )(続柄 長男 )

※調停を進める上で、暴力やその他のことについて、

裁判所で特に気をつけて欲しいことがあれば詳しく書いてください。

  ○1.相手方は家庭裁判所でも暴力を振るう恐れがある。

  ○2.その他( 第三者がいるところでは大丈夫そうだが、

圧力的な態度をとると思うので、会わないように配慮して欲しい )

 平成18年4月4日 記入者氏名  KOKORO―MAKO

以上が罫線で区切られ、一枚の用紙にまとめられています。

当てはまるものに○をつけていけば、申立人(私)がどのような状況で申し立てをしたかが裁判所に伝わるような内容になっています。

特に、暴力に関する項目があるので、暴力で困っていることを上手に表現しましょう。

私の場合は太字の部分の通りに記入してみました。

預貯金の20万円は、その月の生活費の一部と、生命保険料などを積み立てておいた通帳を持ってきていたので、いくらかはあると正直に書きました。それに対して夫の財産は全くわかりません。いつも必要な分しか私に渡さないのです。(経済的暴力)ですから、株券でもっていることは知っていたのでそれもしっかり記入しました。(調停委員はちゃんとモト君に「あなたの持っている株券は?」と聞いてくれました。逆に私のほうは生活口座のきちっとした残高まで報告させられましたが。)

裁判所に対する希望で、最後の欄に「調停の席で同席したくない」「部屋の出入りのときに相手方と会わないようにしてほしい」などの要望をはっきり記入しておくと、調停のときに配慮してもらえます。モト君とすれ違うだけでも、こちらは相当なダメージを受けるのですから。もちろん、裁判所への付き添いは頼んでいいので、友人や支援団体の方、弁護士と一緒に控え室で待つものOKです。第1回目の調停日、自分が呼ばれるまで、私が待っている間に、泣きながら弁護士と見受けられる人と話をしている女性を見やり、ちょっとしんみりしたりしました。

でも、私が負けるわけがない!悪いのはモト君のほうで、それをはっきりと分からせてやる!と不思議と自信がもてました。私が今まで受けてきたこと、子どもたちが影響されてきたことを素直にひたすら語れば、「暴力は許されないことだ」と調停委員に伝わると、そのことに集中しようと思いました。泣いて訴えてもいいのです。ただし、「そんな私は可愛そうでしょう」と同情を請うのではなく、「ひたすら耐え抜いてきて、もうこれ以上は無理なんです!うるるるる~ん(涙)」という感じで、私の場合は涙が出てしまいました。

乱用は禁物! 泣くところは1箇所と決めておき、効果的な場面で使いましょう!

<次回は第1回目の調停でのあれこれ…です>

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2007年6月11日 (月)

実戦!調停申立書の書き方

調停を申し立てようと思っても、いざ何から手続きすればよいか、初めてのことだけに迷うものです。本によると、家庭裁判所では、窓口相談のような「家事相談」というのがあるので、実際にでむいて、必要書類や書き方などその場で教えてもらえる、とのこと。私はそのとき別居をしながらも今までと同じパートも続けていたので、平日の休みを1日も無駄にしたくなかったのです。それで、横浜家庭裁判所のFAXサービスを利用することにしました。私の住んでいるアパートには電話はつけたものの、FAX機までは買わなかったので、以前住んでいたマンションに、パートの昼休みを利用して、平日、忍び込んでFAXで情報を取り寄せるという、半分住居不法侵入を犯していました。

別居に際して、DVのあるモト夫からはできるだけ離れたところに住むのがよいと思いましたが、次男の高校の通学や、彼が今までの友達から離れてしまうことや、パート先にも今までと変わらず通えるところを探したので、元住んでいたマンションからもさほど離れていない距離(路線バスで15分ぐらい離れた距離)に住むことになりました。(付きまといはしないだろうと思われたからです)平日の昼間なら、モト君は会社に行っているので、鉢合わせする危険はありません。それでも、どんな理由でひょっこりマンションにモト君が帰ってこないとも限らないので、その作業は、それはスリリングでした。ネットで確認してからFAXでとりよせました。もちろん、ネットの履歴はきっちり消去しておきます。(ダウンロードして印刷するのは避けました)

FAXで「夫婦関調整(離婚)という項目のものを選んで資料を請求すると、少し立ってから裁判所から自宅へFAXされてきます。書面の書き方や手続きの説明文などもあり、とても親切にできていました。このとき、時間があれば書き直しように予備をもういちどFAXで取り寄せるか、コンビニでコピーをしておくと練習用に何枚か使えて便利だと思います。私の場合、電話したのが43日で、ちょうどその日はお役所関係の年度替りの日で、問い合わせのFAX番号がネットで調べたものと変わっていたせいで、いくらかけても全然反応がなく、冷や汗ものでした。電話で確認したら「FAXサービスの番号が変わっている」とのこと。こんなときに、もう、全くややこしいやん!て嘆いていました。みなさん、年度替りにはくれぐれもお気をつけて!

横浜家庭裁判所の場合は、提出書類は3つ、「夫婦関係調停申立書」「申立ての趣旨」「申立書付票」です。ポイントは「申立書の趣旨」に「申し立ての実情」という記入欄があるので、そこにあるわずか5行をどう埋めるのか。そして、それに加えて「特に希望したいこと」を2行でどう表すか、ということです。できるだけ具体的に、私がどう困っているのか、事実に基づいて書き記すことが必要です。感情的なことは、「貴女はそう感じただけかもしれない」と否定される場合もあるし、どう思うかは人それぞれ。そういうことは書きませんでした。こういうことがあったので、わたしは○○したい。という感じで書きました。

この「申し立ての実情」欄には、次のような注意書きがありました;夫婦関係が不和となった事情、その後のいきさつなどを簡単に記入してください。

私の25年の結婚生活をたった5行にまとめるなんて所詮、不可能なことです。でも書類は整えないと手続きができない。そこで、私はいままでを振り返りながら、調停員に特にインパクトを与えるような出来事は何か、それは私にとってもとても重要な出来事だったか、そういうことを考えて3つほど選んで書きました。(参考文献:勝てる!?離婚調停/池内ひろ美・町村泰貴/日本評論社)

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私の申し立ての実情

1、交際期間を含め30年間ぐらい夫は私への体罰や強制、暴言を加えた。

2、夫の子育てに対する理不尽な行動(平成10年春、長男次男へ、しつけと称して火傷を負わせる)(平成11年秋、不登校の長男へ病院の同行を拒絶)(平成16年春、次男の問題行動で児童相談所からの呼び出しに応じず無視)があった。

3、夫の協力のないストレスで私は神経科に通院中で、夫は信頼できないと別居した。 

(特に希望したいことがあったら記入してください。)離婚をして夫からの暴力的行動から逃れたい。夫は自分の暴力的行動を認め、私や長男、次男に謝罪し、非暴力的な人間になって欲しい。

一番下には「申し立ての動機」として、理由の事柄を選ぶ欄があります。14個選択肢があり、あてはまる番号に○、そのうち最も重要と思うものに◎をつけてください-とあります。

私が選んだ項目は、

○1、性格があわない  ○3、暴力をふるう  ◎9、精神的に虐待する でした。

また、話が前後になってしまいましたが、

はじめの申立書の趣旨の欄は、左側が 円満調整、 右側が夫婦関係解消の欄となっています。迷わず夫婦関係解消の欄を選び、その中で

○1、申立人と相手方は離婚する。(を選択)

   (1)未成年の子の親権者を次のように定める。

            に付いては父。

            については母。 

   (2)相手方は、申立人に未成年の子の養育費として、

      1人当たり毎月            円を支払う。

   (3)相手方は、申立人に財産分与として、

      金              円を支払う。

   (4)相手方は、申立人に慰謝料として、

      金              円を支払う。

以上の下線部分を記入します。

養育費、慰謝料は多めに書いておく。お金なんか要らないからとにかく離婚したい!-というのは絶対ダメだそうです。調停、これは交渉ごとなので、相手に「ちょっと譲ってやった」と思わせて、こちらは「ある程度の金額を引き出す」ようにしないと、話はうまくまとまりません。養育費算出早見表などというものもあるので、目安を調べて要求しましょう。(池内さんの本はこの辺を分かりやすく書いてあって、すごく参考になりました)

慰謝料・財産分与は具体的な目安は存在しないようですが、「調停での離婚給付(離婚に際し給付されるお金の総称)の平均」というのが調停本に載っていたので、それを参考にしました。結婚期間で違いがあり、私は結婚期間20年以上の平均値(平成10年度)を参考にしました。平均700万となっているので、財産分与に200万、慰謝料に400万円と振り分けて記入しました。

(もっとも、この金額は、法律相談(有料)では、‘せいぜい合わせて200万円でしょう’と言われていたのですが、本の通りに強気で、資料を検討して要求したのが結果、よかったと思いました。ちゃんと調べて調停を進めようとしている態度を調停員に示すことができたと私が思うからです。)

申立書については横浜家庭裁判所HPへまたは最寄りの家庭裁判所のHPを参考にしてください。それでは、次回は 「申立書付票」について説明します。

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2007年5月30日 (水)

過去の私が今の私をつくっている

私が読んだ調停本は、「DVが原因の離婚調停を申し立てる場合は、別居などして子どもや自分の生活の安全を確保することが先決」と書いている。調停の呼び出状が自宅に届いたとき、暴力夫が逆上しないとも限らない。同じ家で立場が相反する二人が何事も無く暮らせるなんて至難の業。具体的に離婚に向けて行動を開始(調停の申し立て)すると決めたら、やはり別居するのがいいと私も思う。私の場合は弟に契約者になってもらい、アパートを契約。静かな物件で、周りに邪魔されることなく、調停のための作業に没頭できました。調停で渡す資料などを作成するため、また、アウェアや友人、同じ志を持った仲間と意見を交換し合うことが自分をパワーアップさせると思い、別居とはいえ自宅でパソコンやインターネットの環境が必要でした。季節も新学期で、横浜のヨドバシカメラの「新生活応援セール!」で旧モデルを買いました。それは、まさに私の新(?)生活を応援してくれました。それから、年代ごとに、付き合った順に思い出しながら書きました。大変な暴力の記憶は、忘れられないもので、そのときのシーン丸ごと、思い出します。ドラマの回想シーンのようです。音楽が聞こえてこないのが残念。

そして、ゆっくり感情のひだをほぐすようにキーボードに打ち込んでいきました。DVやデートDVについて学んだので、調停員に訴えるポイントがどこなのか、ポイントを外さないで書くことを進めて行きました。ちょっとしたシナリオライターになった気分。でも、時々訪れる、私も悪かったのかな…という自責の念と戦うことが辛い。何度も何度もそれを振り払って、暴力は振るったほうに責任がある、私は悪くない、と心の中でつぶやきました。30年間の出来事が今の私を導いたのです。<次回へ続く>

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2007年5月17日 (木)

自分で申し立てた離婚調停

私は去年、離婚調停を申し立てました。調停に提出する資料を一生懸命つくって、一年前の5月17日、第1回の調停が始まりました。付き添いの親族や友人、弁護士もなく、私一人で待って、一人で望みました。頼れるのは自分自身しかなく、私が思うところを素直に伝えることだけを考えていました。

協議離婚はとてもできませんでした。DVをするモト夫と離婚について民主的に話し合うということなど無理だったからです。調停に勝つためには弁護士の力が必要かな? という心配もありました。そこで調停に関する本などを数冊読んで、考えました。弁護士に依頼する時のネックは費用です。必ず勝つとも限りません。負けて調停が不成立になったら、次は離婚訴訟を起こし裁判で決着をつけないことには、私の新しい人生は始まらない。最悪の状態-裁判になったその時、弁護士を頼むことにして、調停は自分の力で乗り切ろうと決めたのです。一旦、そう決めれば、とにかく勝つための努力を集中して行うことにしました。

調停では一人の裁判官(家事審判官)と男女各1名の調停員がつくのですが、裁判官は最初の調停で、「調停についての説明をするとき」、最後の調停日で「調停調書を読み上げるとき」に現れるだけでした。調停員にどれだけ私の考えを伝え、強力な味方になってもらい、モト夫を説得してくれるように仕向けるか、私の力の見せ所です。そのために、今までの結婚生活や交際期間を通じて、どんなことがあったのか経緯をつぶさにまとめました。いままでのモト君とのやり取りを思い出して、彼の理不尽さが際立つように書きました。この作業はとてもつらい作業でした。よく夜中にうなされました。モト君のことを思いだし過ぎで、神経が昂ぶり、その印象が頭に残るせいか、夢でうなされました。夢の中で泣いていました。<次回に続く>

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