これってDV? *あなたの意識をチェック!*

2007年12月30日 (日)

「気づくこと」すべてはそこから始まります。  DVコンサルタント:中島幸子さんの対談から

オレンジリボンを知っていますか? 子どもの虐待防止・予防のシンボルとして昨年誕生しました。オレンジリボンには「自分の気持ちに気づくことは、子ども虐待の予防につながるというメッセージが込められている」そうです。今年、オレンジリボン活動で「子どIndex_taiwa_03b も虐待防止のオレンジネット」が開設され、人と人とのつながりの輪を通して、情報と気持ちを分かち合えるウェブサイトとして、様々な情報が発信されています。その中で、レジリエンスの中島幸子さんがオレンジリボンネット管理人の箱崎幸恵さんと対談されています。DV被害者であった中島さんがどのようにDVに気づいていって講演活動をするようになったのか、丁寧に語られています。「DVから逃れて20年経った今でも、カウンセリングを受け、とても役立っている」という言葉から、DVで受けた傷や自分自身を認め、受け入れることには長い時間や努力が必要なのだということが伝わります。お勧めです! http://www.orangeribbon-net.org/taiwa/nakajima/nakajima_1.html

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2007年12月12日 (水)

これってDV? ふたりの関係性をチェック

自分が暴力的態度をとっていないか?*相手は暴力的態度をとっていないか?

DVやデートDVでは、ふたりの間に起こっていることが「愛しているから」「愛されているから」と考えるから、暴力をふるう方もふるわれる方も、それが暴力だとなかなか気づけません。ふたりの間に気になることはありませんか? 彼が怖くて「NO!」といえない、ホントはイヤなのに我慢しているのであればそれはデートDVかもしれません…。 デートDVのサインを見つけるため、暴力に「気づく」ためのチェックをして見ましょう!

デート相手は

     1. あなたのことを「バカ」「お前にできっこない」など言いますか

     2. あなたが誰と話すか、誰といっしょにいるかなど何でも知りたがりますか

     3. 怒ったとき物にあたるなど、あなたが怖いと感じるような態度・行動をしますか

     4. けんかしたとき、あなたが怒らせるようなことを言ったからと責めますか

     5. あなたの携帯を勝手にチェックして、メールやアドレスを消せと命令したり消したりしますか

     6. あなたへ怖い態度や行動をしたあと謝ることが多いですか

     . ふたりのことでも勝手に物事を決めることが多いですか

*ひとつでも該当する項目があったらデートDVではないか考えてみましょう*

  あなたは…

     1. デート相手が自分の意見に従わないと怒りますか

     2. 相手が他の人とも仲良くしていると責めますか

     3. 相手が何をするか、何を着るかなどについて指示し、それは相手のためだと思っていますか

     4. 腹を立てたとき、相手の目の前で物をたたいたり、壊したり、投げたりしますか

     5. 腹を立てたとき、相手の腕や肩をつかんだり、押したり、たたいたりしますか

     6. 付き合っている相手を「自分のもの」だと思っていますか

     7. 二人のことでも、自分ひとりで決めることが多いですか

*ひとつでも該当する項目があったら自分の態度・行動を見直しましょう*

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2007年10月 1日 (月)

自分の間違った思い込みを改めよう!     あれってDVだったんだ…

前回のDV意識チェックの解説をします。

1.DVはたくさんおきている。内閣府が2005年に実施した「男女間における暴力に関する調査」によると、配偶者から「身体的暴力」「心理的攻撃」「性的強要」のいずれかを1つでも受けたことのある女性は33.2%で、3人に1人が1回以上DVを経験している。また、デートDVについての調査(2006年内閣府による)では、十歳代から二十歳代の時、交際相手から「身体的暴力」「心理的攻撃」「性的強要」のいずれかをされたことがある女性は13.5%で、7人に1人。20代の女性に限ってみると22.8%。4人か5人に1人の割合です。

2.DVはその場限りの怒りではなくて、相手を暴力でおどし自分の思い通りに動かそうとすることです。加害者は相手を継続的に支配します。

3.被害者はたいてい、加害者から逃げても安全に隠れていられる場所がない。

逃げるにはお金が必要だが、たいていの場合は、現金や金目のものを持ち出すことはできない。被害者が逃げようとしたとき暴力は激しくなる。加害者のところに留まる方が、逃亡を試みるより安全である場合もある。また助けてくれる人のネットワークや、安全を確保するために綿密な準備をする時間などが必要である。

4.加害者が後悔し謝り許しを乞うのは、被害者をコントロールするための一つの方法である。加害者が暴力をやめるのは稀で、何かしらの介入がない限り続き、暴力がだんだんひどくなることが多い。

5.相手をおとしめるようなことを言ったりバカにしたり怒鳴ったりすると、からだへの暴力と同じくらい相手を傷つけ、自身を失わせ、自尊心を失くさせてしまう。心への暴力もDVだ。

6.加害者は親密な相手に対して暴力をふるうだけで、他の人にはいい人だと思われている。そのほかすべての面で普通の生活を送っている。

7.「攻撃的・暴力的なのが男らしさだ」などというジェンダー・バイアスがDVをおこす最大要因である。

8.デート中の暴力のほとんどが、仲が深まったときおきている。

特にSEXすることで、相手を自分のもの、所有物のように考えることから相手への支配は始まる。

9.親しいことがSEXを無理強いしていい理由にはならない。

お互いの性的自己決定権を尊重しなければならない。

10.暴力の責任は、問題解決のために暴力を選んだ加害者にある。

11.相手が好きだからと言って相手の行動を縛るのはまちがい。

それは本当の愛情ではない。

12.いちどSEXしたことで、相手を自分のもの所有物のように考えることから相手への支配は始まる。

<デートDV防止プログラム実施者向けワークブック> より一部加筆、<愛する、愛される>より

デートDV防止プログラム実施者向けワークブック―相手を尊重する関係をつくるために Book デートDV防止プログラム実施者向けワークブック―相手を尊重する関係をつくるために

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Book 愛する、愛される―デートDVをなくす・若者のためのレッスン7

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著書より:DVは世界中のあらゆるところでおきていて、国も文化も宗教も習慣も言葉も何も関係ありません。どんな人でも加害者や被害者になってしまう可能性があります。そして実は男性の加害者もいます。女性の被害者もいます。DVは親密な関係の同性間にもおきます。しかし、ここでは主に男性から女性への暴力という捉え方をしています。それは加害者のほとんどが男性で、被害者のほとんどが女性だからです。それは男女の社会的な地位や力の差、社会の仕組みなどに深く関係しておきていることだからです。

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2007年9月 7日 (金)

あなたのまわりにDVはありませんか? まずDV・デートDVについて自分の意識をチェックしてみましょう。

次の質問に、「正しい、自分もそう思う」と思ったら□の中にレ点をつけてください。テストではありません。まちがったからと言ってはずかしく思うことはありません。直感的に・正直に答えてください。

□1.DVはそんなにおこっていない。わずかな人たちの間でおこっていることだ。

□2.DVはその場限りの怒りでたまたま平手打ちをしたり、押したりするだけのことだ。

□3.被害者はいつでも関係から抜け出すことができるはずだ。

□4.もし、加害者が心から反省し、もうしないと約束するなら暴力はやむはずだ。

□5.相手をおとしめることを言ったり、バカにしたり怒鳴ったりすることは暴力のうちに入らない。

□6.DVする人は特殊な人たちだ。

□7.男性が攻撃的・暴力的なのは男らしいことだ。

□8.暴力は付き合っている二人がお互いに嫌いになって別れそうになったときおきる。

□9.うんと親しくなれば女性が嫌がっても男性がSEXしたがるのはしかたない。

□10.加害者が暴力をふるうのは、ふるわれる人に原因があるからだ。

□11.相手のことが好きなら、相手の行動をしばってもかまわない。

□12.一度SEXしたら「彼女は自分のものだ」と思っていい。 

<aware DV加害者プログラム&デートDV防止プログラム より>

これらの内容はすべてまちがっています。 みなさんはどうでしたか?

いくつかチェックがあっても、はずかしいと思うことはありません。このようなまちがった意識や思い込みは、私達の毎日の生活の中にあふれています。まず、それを「暴力だ、DVだ」 と認識することからはじめましょう。

詳しいことは「愛する、愛される」山口のり子/著、梨の木舎 をお読みください。

Book 愛する、愛される―デートDVをなくす・若者のためのレッスン7

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また、内閣府:配偶者からの暴力被害者支援情報のサイトを参考にしてください。http://www.gender.go.jp

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